遺品から思わぬ宝物。

梅の花がちらほらと見えるようになる2月。
人生を左右されるイベントも目白押しです。
その大切な日に自分がまとう服は
今のご自身にキチンと合うようにしておきたいものです。
リフォームにおもちいただければ、
見違える服もあるもの。
タンスの奥やクローゼットの奥に眠っている服はありませんか。

先日40代の男性がそれはすてきなヴィンテージもののスーツをもっていらっしゃいました。
最近はあまり見ない、深い水色のスリムなスーツです。
生地の雰囲気や仕立て具合、デザインから年期のはいったものだということは判断できました。
お話を聞くと「祖父の遺品」であるとのこと。
お祖父様の七回忌を迎える前に、お祖母様から譲り受けられたとのことです。

お祖父様の若い頃のお写真を拝見したときに
自分にそっくりであること、体型やサイズも似ているということに気づかれて。
物心ついたときには病気でほとんど寝てばかりいたお祖父様とはまったくイメージが違っていて
その服装がかっこいいと思ったこと。
なんとなく怖いイメージがあって、お祖父様のベッドにはあまり近づかなかった幼少期
病院に入院されてからもなかなか訪ねなかったとのこと。
亡くなる前に奥さんとなる彼女を紹介できなかったこと。
若い頃の写真をみながらでももっと会話を持てばよかったと思ったこと。
色々語っていただきました。

お祖母様を介して、そのお祖父様の遺品から宝物を頂いたということで
リフォームに着ていただいたのです。
とても感動させられました。

裏地を確認させて貰い、オーダースーツであることを確認。
一度着ていただいて、再度ご自身がイメージする完成系、どこをリフォームしたいかを伝えていただきました。
素敵なお祖父様の宝物、丁寧にリフォームさせていただいております。